新緑の季節にインドティーの香りを
日差しがまぶしい季節がやってきた。
最近は東京都内へ出かける機会が少ないが、湘南新宿ラインで湘南から大崎は一本で行けるので大変便利だ。大崎ゲートウエイエリアは十年以上前とは全く様変わりして駅の周辺は高層ビルがニョキニョキ筍のように乱立している。
新宿の高層群と違い、この辺りはビルの谷間に緑が多い。ビルの一階にはオープンテラスのカフェやレストランが多いのでどことなく丸の内のカフェエリアのような都会的な雰囲気を漂わせながら緑の中でゆったりした空気が流れている。
ビルの谷間をのんびり歩きながら散歩をするのには最適な空間をすごせるステキな区画。
晴れた日は痛くなるくらい若緑が目に飛び込んでくるくらい明るいが、さわやかな風と木々が大きく木陰を作っているのでジャケットを着ていてもそれほど暑くは感じない。
そんな前をいく視界を、光を反射してシルバーに輝くビルとずっと続く緑の街路樹が半分ずつを占めている。
そんな通りのはずれに緑のひさしの小さいお店が見えてきた。
ランチやデザートタイムのカフェをやっている店で明るいきれいな女性の店員さんが応対してくれる雰囲気が最高の店。
店内には、インドやセイロン、チャイやフレーバードな紅茶が各種売らている卸販売の店。
此処は、インドティーを買える”最近の一押し”の店だ。
湘南・横浜エリアからは湘南新宿ラインでこれるのでアクセスもよい。
わざわざこの街にきた目的は、茶葉を買うため。
私の紅茶買い出し紀行は、横浜や湘南エリアが主なのに何故東京かというと私がほしいインド紅茶はこのエリアにあまりないから。
横浜・湘南にはセイロンティーの良質な茶葉が買える店が多い。まさにセイロン王国だ。
だが、インド紅茶というと百貨店を除きチェーン店が主体になる。
もちろん、一部横浜方面にはちゃんとした取り扱いがある店舗もあるのだが。
ルピ○○とかはシングルオリジンエステートの茶葉を求めるのにも“比較的”良質な店なのだが、直接仕入れの専門店や卸売りもしているような店の方が比較的コスパがよいものを買える。
まるで大阪人のように良いものを「これ安かったんや」という買い物が好きなのだ。
直買い付けの会社は、現地とのコネクションが強いところもあるので一般の買い付けで見られないカスタムな茶葉も仕入れることができるのが強み。
シングルオリジンの農園茶葉で、ダージリン キャッスルトン農園のDJ-1です!的なものを売りにする銀座や関西の会社はブランド志向で高値で売られているので、それは戦略としてありなのだと思うが
「だから最高」ということでなくとことん個性を極めたい方のためにあるように感じる。
まるでボルドーの5大シャトーやDRCのワインどれだけ飲んでいるかに固執するのと同じように感じる。
紅茶に限っていえばロット限定の茶葉は個性がありすぎて「当たれば最高 はずれたら涙」なところがある。
だから、今年のLOT○○とLOT○○のブレンドでと言って買える業者は好みがわかれば安心して買いに行けるお店になる。
ブレンドでも店によってシルバーチップやゴールドチップだらけのような夢のような
“エクセレント・クオリティ“なものもある。そういうコスパの最高に高い紅茶を手に入れると
一日しあわせになれる。
ブレンダーの方に、「いい仕事してますねェ」と言いたくなる。


・紅茶の特別な産地
■ シッキム(Sikkim)
インドティーの生産地は、主に北部山岳のダージリンの産地とアッサムの産地が主であとは南端部のニルギリの産地になる。
北部にはダンクタ地方(Dhankuta)やドアーズ、など生産量が少ない地域も存在している。
その中でダージリン州の北にあるのが現在では単一農園となった「テミ茶園」でとれる“シッキム(Sikkim)”。
ファーストノットは甘い香り。どこか阿里山の茶葉のような澄んだ香りの中にライチを思わせるようなさわやかで甘めのフルーツ香がします。
ストレートをお勧めしますが、ミルクを少し入れると上品な甘みが引き立ちます。
・紅茶の産地ブレンド
■ Royal XXXX(ダージリンorアッサムなど産地)
各社がブレンドして提供する茶葉の中で生産地が限定されていて且つ茶葉のクラスが特定されている商品があります。
例)TWG tea
「ロイヤル・ダージリン(Royal Darjeeling FTGFOP1)」
農園は限定していないがダージリンであって茶葉はFTGFOP1クラスである
通常これらの商品は、フルリーフかBOPであるべきもの
例)神戸紅茶
「ロイヤルダージリン」&「モルティーアッサム」
・ロイヤルダージリン
ダージリンのセカンドフラッシュの良いモノをメインにブレンド
・モルティーアッサム
旬摘みのアッサムセカンドフラッシュ(OP)を贅沢にメインにブレンド
これらは、各社のブレンダーが自信をもって提供しているため
シングルLOTの商品より自社の好みの味を追求した商品になります。
品質最高の茶葉で自分が好きと言える逸品を求めるなら、このクラスの商品を探して飲んでみることをお勧めします。

